デスクトップPC新調 AMD Ryzen
ノートPCに次いで、デスクトップも新調しました。前回新調した時のブログ記事を参照すると、かれこれ4年半ほど使い続けていたようです。途中でメモリを増設したり、SSDやグラフィックボードを買い替えたりしたことはありましたが、大きな不具合もなく働いてくれたと思います。
さて、今回は話題のRyzenを導入しました。AMD CPUを買ったのはPhenom II以来ですね。
パーツ構成
大まかな構成は以下の通り。
- M/B: MSI X470 GAMING PLUS
- CPU: Ryzen 7 2700X BOX
- メモリ: 16GB*2 Crucial BLS16G4D240FSB +
Samsung M391A5143EB1-CRC 4GB × 2=> ADTEC ADS2400D-16G(Panram M41A012) - 電源: KRPW-N600W/85+
- ケース: Antec P70
- SSD:
KINGSTON SUV400S37/480G (流用)=> ADATA ASX6000PNP-512GT-C - HDD: WD40EZRZ-RT2 (流用)
- グラフィックボード: MSI GTX 970 GAMING 4G (流用)
当初はRyzen 2700Xでなく2700を購入しようとしていました。しかし、直前に数千円値上がりし、2700Xと価格差がほとんどなくなったため、結局2700Xを買うという結果になりました。パソコン工房で31,297円で購入しましたが、現在は全体的にかなり値上げしているようですね(価格.com)。いつまでも時期が悪いおじさんしていなくて良かったです。
マザボや電源、ケースは特にこだわりがあって選んだわけではなく、パソコン工房でセット割引しているものから適当に選びました。しかし、最近のケースはミドルタワーでもフロントに5インチベイが無い or 1,2個しかないものや、3.5インチベイが無いものが多いのですね。アニメ円盤を再生するときに入れ替えが面倒なので、DVD/Blu-rayドライブを4つぐらい搭載して一気に突っ込んで再生とかしていたので、ちょっとケース選びに難航しました。
メモリは相変わらずDDR4の価格が下がらないので、じゃんぱらで16GBを1枚だけ買ってきました。14,000円ぐらいでした。ただ、ECCメモリとnon-ECCメモリの混在が可能だということが分かったので、自宅に転がっていたECCメモリを活用することができました。もう少し価格が下がったら、増設したいですね。
ライセンス認証
ストレージはそのまま移植して何事もなく起動したのですが、Windows 10の認証がうまくできませんでした。Microsoftアカウントにデジタルライセンスが紐づくようになったので、ハードウェア変更後も再認証可能なはずでしたが、どうやってもエラーで認証できず。
Windows Help: ハードウェア構成の変更後に Windows 10 のライセンス認証をもう一度行う
上記ヘルプページの手順で言うと、「現在使用中のデバイスは、これです」の画面で古いPCを選択して、「ライセンス認証」を実行するとエラーになってしまう状態でした。サポートに連絡してみましたが、リテール版Windows 7をアップグレードしたものなので、Windows 7のプロダクトキーを入力すれば再認証できるという話でした。が、肝心のパッケージが実家の押し入れの奥底にあると思われるため、結局新規にライセンスを購入して解決しました…。正直、開発用にはFedoraをメイン使っているので、Windowsを積極的に使う理由はないのですが、数々の美少女ゲーム達のために保持する必要があるのです。
ということで、多少無駄な出費はありましたが、Ryzenを導入したPCは快適そのものです。しばらくは不自由なく使えるでしょう。
追記 2019/1/4
仮想マシンをいくつか立ち上げていると、メモリ24GBではやはり不足気味でした。DDR4 SDRAMの価格も下落傾向が続き、秋葉原のじゃんぱらの中古価格も値下げしていたので、新たに16GBを1枚買ってきました。ADTEC ADS2400D-16G(SPD情報 Panram M41A012) 11,800円でした。
なお、Ryzen7のメモリコントローラの仕様上は、Dual Rank DIMM 2枚挿しだと2400MHzまでで動作することになっています(参照 WikiChip)。できれば同じCrucialのMicronチップで揃えたかったのですが、SK hynixチップのモジュールしかなかったので適当に選んできました。特に問題なく動作しています。