友情 (フレッド・ウルマン)

2 分で読める

こんばんは。

今年度も今日で終わりですね。
考えてみれば、明日から4/6の入学するまでの期間は無職の私です。

さて、新聞に学校の教職員人事が発表されましたね。
私の担任だった先生は、もう定年退職です。
本当にやさしい、丸々としたwおじいちゃん先生でした。
先生は文学作品や映画、劇など、とても文化的教養のある先生で、とにかく多くの物語を知っています。
私も本が好きなので、とても話が合いました。

先日、春休み中に先生から一通の手紙が届きました。
卒業式での卒業生の言葉について触れられており、かなり時間を掛けて作文したことが評価されて素直に嬉しく思いました。

そして、その中で

「この春休みにどうですか?書名は「友情」(作: フレッド・ウルマン)です。
あなたなら、最後の一行で明かされる究極の友情に、深く胸を打たれることでしょう。」

と、1冊の本を薦められました。

昨夜ふと思い出し、早速読み始めました。
そう長くもない作品でしたので、一気に読んでしまいました。
しかし……、美しい文章と、その内容が、あまりに重すぎる。

最後のページでは、とうとう最後の行か、と目をやると、と思わず本を閉じてしまうほどの結末でした。 一息ついて、もう一度読み返して、そのまま寝てしまいました。

ネタばれは避けたいと思いますので、内容に言及しませんが、本当に胸打たれるものでした。
「必読の青春の書」と謳われている通り、次の社会を築いてゆく、青春真っ盛りの私たち世代が読むべき良書だと思いました。
ぜひご一読ください。

comments powered by Disqus