液晶ディスプレイ修理 電解コンデンサ交換

2 分で読める

こんばんは。

さてと、今回は液晶ディスプレイの修理です。
問題のディスプレイはBenQ の「FP567s」というやつで、中古だかジャンクだかで入手した覚えが。
XGAなので使うことも滅多になかったのですが、久々に引っ張り出して電源を入れたところ、プツンップツンッと周期的に点いたり消えたりを繰り返します。
液晶やバックライトは問題なさそうなので、内部の電解コンデンサが怪しそう。

ITmediaの記事を見つけましたが、写真とは外観が違いますね。
本体背面を見てみると、

Product Name : FP567s Ver.2
Mfg.Date : February / 2004

となってました。
寿命的にも電解コンはかなり厳しそう。(その前に修理する価値あんのか←
貧乏性なのか、やっぱ捨てるのは勿体ないので直しましょう。

では早速バラしましょう。背面パネルを取ったところ。

背面カバー外し

中央部のシールドに内部にメインボードが収められています。
で、 コネクタ引っこ抜いたり、色々外して、メインボードを取り出します。

メインボード

二つの基盤に分割されており、双方はピン接続されています。
左側が信号処理基板で、右側が電源・インバータ基盤でしょうかね。
まず不良が発生するのは電源・インバータ側ですね。

不良コンデンサ

で、観察してみると、案の定、不良コンデンサを発見。
 いずれもメーカーはEliteで、中央右の25V 470μFは液漏れ、他10V / 35V 1000μFが幾つか膨張しています。

とりあえず、これらは交換ですね。

コンデンサ交換後

手持ちの部品を見てみると都合の良いものがあまり無い・・・
 とりあえず、25V 470μFはPanasonic FC 35V 470μFに。
10V1000μF ですが、上写真の中央左のデカいPanasonic FC 35V 1000μFにしてみたのですが、高さが格納時に干渉してしまいました。
取り外すのも面倒なので、そのまま無理やり取り付けます(笑)
他はケミコン KZH 25V / 35V 1000μFに交換しました。

で、面倒な組み立ても終わり、電源を付けたところ・・・
無事、正常に画面表示がされました。
良かった良かった。あとどのくらい持つか知らないけどね。

comments powered by Disqus