不具合にイライラ -ChromeとEMETの競合-

普段良く使うソフトウェアの不具合にはイライラしてしまうもの。


ウェブブラウザの「Google Chrome」
まずはAdobe Flash Player関連。
検索してみると音が出ないなど、多くの方々から不具合の報告が寄せられているようだ。
私の環境の場合、Papper Plugin API(PPAPI)版のFlash Playerを有効にしておくと、プラグインが読み込みさえされないのだ。
Chrome v23 Flash不具合
仕方なく、NPAPI版のFlash Playerを有効にしてしのごうか。

ところがまだ不具合がある。
それは特定サイトでクラッシュしてしまようになったことだ。もちろん今回のアップデート後で。
頻繁に利用するサイトの中では「VirusTotal」で発生する。
まず、 ファイルを選択し「Scan it!」ボタンをクリックし、ハッシュ計算中途の表示がされた直後以下のようなエラー表示になる。
Chrome v23 Crash 
なお、Chromium系のブラウザであるSRWare Iron v.23ではこの症状は発生しない。

うーむ、どうもおかしい。原因が気になる。。。
ここで以前記事に書いたDRM関係の問題を思い出したのだが、また**EMET**(Enhanced Mitigation Evaluation Toolkit)v3.0が原因ではないのか・・・?
確かにEMETにはChromeは保護対象に設定されているし、PPAPIの仕組み的にも何らかの干渉を起こしていてもおかしくない。
試しに無効にする・・・と、案の定、これらの**問題が解消された**のだ!
以前のバージョンでもEMETとChromeと 競合した問題があり、修正されたはずだったのだが・・・

The Chromium Blog: Compatibility Issues With EMET

ChromeはEMETと同等のセキュリティ機構が実装されているとのことで、EMETは無効にしても良いかもしれない。
ただ、今回はSEHOP(Structured Exception Handling Overwrite Protection)が干渉しているようなので、これを無効にすれば良いようだ。

 EMET chrome.exe

無事解決してよかったが、もしMicrosoftがこの問題を認識しているならば、同梱されているProfile(All.xml)の設定を修正して欲しい。
EMET Notifierも何も通知しないしイベントログにも何も残らないし、また原因の特定に手こずったなぁ。

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