ZTE OPEN C FirefoxOS(B2G)をビルドしてアップデートする1
Firefox OSをビルドして、最新の2.1 prereleaseまでアップデートしてみました。
基本はこちらの流れなのですが、途中で躓いた点がいくつかありました。
取りあえず今日はビルド、フラッシュの試行錯誤で疲れたのでまた後ほど書きます。
ZTEが公式に公開している最新のアップデートは以下よりダウンロードできます。
端末が起動できなくなった場合などの復旧にも必要となるなので、ダウンロードしておきます。
現在、FFOS_EU_EBAY_OPENCV1.0.0B06が最新みたいですね。
ZTE: OPEN C(European Standard) SD card upgrading instruction & software package
ダウンロードしたZIPを展開すると、手順書のPDFとupdate.zipがあるかと思います。
SDカードにupdate.zipをぶち込んで、電源ボタン+ボリュームボタン上を押しながら起動させると以下のようなリカバリモードで起動できます。
ボリュームボタンで[apply update from sdcard]を選択して、電源ボタンで決定。
次にupdate.zipを選択すると、アップデートが開始されます。
さて、自分でビルドしたものを端末に書き込むにはroot権限が有効でなければなりません。
購入時の状態ではロックされている状態なので、アンロックする必要があります。
(ただ、今のところアンロックを行うツールがWindows用しかないようなです。)
comebuy.com: ZTE OPEN C Developer Tools
上記サイトより"Open C upgrade Tool" と ファームウェアのZIPをダウンロードします。
Open C Upgrade Toolをインストールし、ファームウェアのZIPは展開しておきます。
Open C Upgrade Toolを起動して、Software Directoryに先ほど展開したフォルダを指定します。
端末をPCに接続すると、Upgrading StatusがREADYになります。
「Erase CEFS」にチェックをいれ[Upgrade]で実行です。
一度、2%ぐらいで止まってしまい、端末もうんともすんとも言わなくなって焦ったのですが、バッテリー抜いたら直りました。
アンロックを実行すると、[Software update]アプリでのアップデートは失敗するようになるので注意です。
また、リカバリモードでZTEのupdate.zipを用いたリカバリも
E: failed to verify whole-file
E: signature verification failed
Package corrupt.
Update failed.
というように失敗するようになります。
リカバリする際は、fastbootでupdate.zip内のrecovery.imgを書き込む必要があるみたいです。
$ adb reboot bootloader $ fastboot boot recovery.img
これで再度リカバリを実行すれば、無事できるはず。
お次はビルドです。