GRUBからnetboot.xyzを起動してOSをインストールする
ユーザが自由にISOイメージを持ち込むことができない不自由なVPSプロバイダが結構あります。 管理画面はSolusVMで、古いデフォルトのテンプレートやISOイメージしか提供されていない、海外格安プロバイダにありがちな環境で自由にOSをインストールしたいですよね。
色々と方法はあると思いますが、デフォルトの適当なLinuxテンプレートをひとまずインストールして、GRUBからnetboot.xyzを起動する方法が便利でよく使っています。
Debian 10では以下のような手順になります。
# wget https://boot.netboot.xyz/ipxe/netboot.xyz.lkrn -O /boot/netboot.xyz.lkrn
/etc/grub.d/40_custom
に以下のようなエントリを追加
#!/bin/sh
exec tail -n +3 $0
# This file provides an easy way to add custom menu entries. Simply type the
# menu entries you want to add after this comment. Be careful not to change
# the 'exec tail' line above.
menuentry "netboot.xyz.lkrn" {
linux16 /boot/netboot.xyz.lkrn
}
# update-grub2
VNC接続などでコンソール表示できる状態にして、リブート。
GRUBから追加したnetboot.xyzのエントリを選択。
あとはお好きなOSをインストールすればOK